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迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの日の君は一体何を思っていたのかな


少し錆びてる緑のフェンス
時間を忘れ話し込んでたね
いつの間にか冷たい風が約束を吹き飛ばしていた


電話越しの声が言う 最後もあの場所で話そう


君との別れが怖くって
待ち合わせ時間なんて来なければいいのに
重いスニーカー 引きずって歩いた


迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの時君は一体何を思っていたのかな


また会おうこのセリフがもう言えないなんて
君を失うこと僕は怯えていた
どうか最後は微笑まないで
明日は君のいない未来だ


なるべく普通にしたいのに
馬鹿みたいに綺麗な夕日が
君の横顔を照らしていたんだ


迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの時君は一体何を思っていたのかな


きっとずっと忘れられないよ あの時を
ずるいくらいに素敵な君を


迷子みたいな顔してる 君を抱きしめていればよかった
今頃君は一体誰と
オレンジに染まるのかい


雨上がりの 木漏れ日の隙間を
揺れた滴が 光を纏ってゆっくり落ちてゆく


見たかったものは あの時と変わらず
君のその顔 笑う顔だと ずっと知ってた


lululu toto 




無邪気さが 乾いた僕を 助けてくれたのに
僕は 何にも君に返せなかった




君は誰かを救うたび 自分をすり減らしていませんか
君が手を差し伸べる時 自分を犠牲にしていませんか
優しくて 不器用で 愛しい人よ


lululu toto




雨上がりの 木漏れ日の隙間を
通り抜けたんだ
手を繋いでゆっくり歩いていた




君は誰かを救うたび 自分をすり減らしていませんか
君が手を差し伸べる時 自分を犠牲にしていませんか
優しくて 不器用で 愛しい人よ




どうか

どうか

幸せで



lululu toto 


作詞作曲 ハラグチ


見慣れないレンガの上歩く
新品の風 染めたばかりの髪の毛を
揺らしては過ぎてく そんな日に
僕は君を見つけた


細い線で書いたような君は
意外性あり 激しく鋭く複雑で
他の誰よりも 自分自身を
君は確かに知っていた


君は何だか割れたガラス
キラッと光って痛いね
君は何だか割れたガラス
キラッと光ってキレイね


春の日差しを反射させて
まぶしい あの手でギターを弾いていた
チカチカ周りが見えないな
僕は君に釘付け


近づきたい
痛い目に遭いそうだけど
近づきたい
ああもう傷まみれでいい
だって


君は何だか割れたガラス
キラッと光って痛いね
君は何だか割れたガラス
キラッと光ってキレイね
君は何だか割れたガラス

君は何だか割れたガラス


作詞作曲 ハラグチ


午前10時半 遅めの身支度 今日も遅刻しちゃいそう
つまらない日の予感 重い体 秒針は止まらない


何も変わらないようで 確実に形変える日々
いつも手の中にあるようでないのはきっと幸せ?


ねぇ 君なら分かってるんでしょ

ねぇ 君なら僕を救って

ねぇ 君なら分かってるんでしょ

ねぇ 君なら僕を愛して


僕より君の方が物知り 余裕ありそうな瞳覗く
いつも探しているけど どこにあるのユートピア


ねぇ 君ならわかってるんでしょ

ねぇ 君なら僕を救って

ねぇ 君なら分かってるんでしょ

ねぇ 君なら僕を愛して


僕は今どこにいる?どこにいるの?
僕は今どこにいる?どこにいるか 教えて


ねぇ 君なら分かってるんでしょ
ねぇ 君なら僕を救って
ねぇ 君なら分かってるんでしょ
ねぇ 君なら僕を愛して


愛して


作詞作曲 ハラグチ



蝉は姿を消し

涼しくなった風が洗濯物を揺らす

夏の終わりを知った

しまいそびれた扇風機は

君の影を残してた



光は姿を消し

きらめいていた街は再度を落とす

愛の終わりを知った

しまいそびれた感情が

空中を 漂っていた



忘れたいんだ 本当は

苦しいだけなら幸せな記憶なんて

要らないよ 要らないよ



抱きしめてくれた君は

今は夢の中 ふわり僕に微笑んで

砂のよう きえていく



暮れてゆく空を眺めて

くだらない明日を話していた

あの日はもう朽ちてしまった



忘れたいんだ 本当は

苦しいだけなら 幸せな記憶なんで

忘れられないの



手を繋いでいた 温度

今は夢の中 ふわり夜に溶け込んで

落ち葉のよう 逃げてゆく



蝉は姿を消し

涼しくなった風が洗濯物を揺らす

夏の終わりを知った



作詞作曲 ハラグチ



うるさ過ぎる 自転車 モーター音

くだらない話で笑ってしまった

自覚なく過ぎて行く若さ

そんなこと忘れてしまおう

雨上がり 街は照らされていた



うるさ過ぎる 目覚まし アラーム音

くだらない事で泣いてしまった

いつになれば手に入るかな

ひどく寂しくなる夜は

いくつ越えれば強くなれますか



ああ今日の月よ 教えてよ

雲に隠れていても いるんでしょ

明日の私 答えてよ

今も笑ってますか



眩しすぎる自転車 ヘッドライト

くだらない話で笑ってしまった

躊躇なく過ぎて行く時間

そんな事もう気づいてるよ

雨上がり 街は照らされていた



ああ 今日の月よ 教えてよ

雲に隠れていてもいるんでしょ

明日の私答えてよ

今日も笑ってますか



うっかり踏んだ水溜まり

そんなに落ち込んでる暇はない



ああ今日の月よ教えてよ

雲に隠れていてもいるんでしょ

明日の私 答えてよ

今も笑ってますか



ああ今日の月よ 逃げるなよ

雲に隠れていても探すから

明日の私 答えてね

今も笑っていると



作詞作曲 ハラグチ