迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの日の君は一体何を思っていたのかな
少し錆びてる緑のフェンス
時間を忘れ話し込んでたね
いつの間にか冷たい風が約束を吹き飛ばしていた
電話越しの声が言う 最後もあの場所で話そう
君との別れが怖くって
待ち合わせ時間なんて来なければいいのに
重いスニーカー 引きずって歩いた
迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの時君は一体何を思っていたのかな
また会おうこのセリフがもう言えないなんて
君を失うこと僕は怯えていた
どうか最後は微笑まないで
明日は君のいない未来だ
なるべく普通にしたいのに
馬鹿みたいに綺麗な夕日が
君の横顔を照らしていたんだ
迷子みたいな顔してさ 静かに夕日を眺めていた
あの時君は一体何を思っていたのかな
きっとずっと忘れられないよ あの時を
ずるいくらいに素敵な君を
迷子みたいな顔してる 君を抱きしめていればよかった
今頃君は一体誰と
オレンジに染まるのかい