夏が終わる頃
蝉は姿を消し
涼しくなった風が洗濯物を揺らす
夏の終わりを知った
しまいそびれた扇風機は
君の影を残してた
光は姿を消し
きらめいていた街は再度を落とす
愛の終わりを知った
しまいそびれた感情が
空中を 漂っていた
忘れたいんだ 本当は
苦しいだけなら幸せな記憶なんて
要らないよ 要らないよ
抱きしめてくれた君は
今は夢の中 ふわり僕に微笑んで
砂のよう きえていく
暮れてゆく空を眺めて
くだらない明日を話していた
あの日はもう朽ちてしまった
忘れたいんだ 本当は
苦しいだけなら 幸せな記憶なんで
忘れられないの
手を繋いでいた 温度
今は夢の中 ふわり夜に溶け込んで
落ち葉のよう 逃げてゆく
蝉は姿を消し
涼しくなった風が洗濯物を揺らす
夏の終わりを知った
作詞作曲 ハラグチ
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